賃貸ライフ研究所
賃貸ライフ研究所に「賃貸」をテーマにしたコラムを寄稿しました!
http://www.chintai-life-lab.jp/column3/vol1.php
みなさん、こんにちは はじめまして!
今回から「賃貸」に関するコラムを書かせていただくこととなりました!
KandaNewsNetwork,Inc.代表取締役の神田敏晶と申します。
ある時はビデオジャーナリスト、ある時は「BlogTV(http://trj.weblogs.jp/blogtv/)」
のキャスター、ある時は関西大学の講師、ある時は作家、ある時は渋谷のBARの店長、ある時はロックミュージシャン、ある時はセグウェイのレンタルビジネ
スをやっています。ま、何屋さんというよりも、好きなことをなんでもやっているうちにこうなってしまいましたって感じです(笑)。
今回、賃貸業界について好きなことを言わせてもらえるということでのコラムなのですが、まず、ボクがやりたいことは、「賃貸」という概念そのものを、そろそろブチ壊す時期に来ているような気がしてなりません!
大家さんから、家を借りている「借家人」的な感覚から、企業から継続的にサービスを購入している「優良顧客ユーザー」の立場へと、ボクたちそのものが意識を変える必要があると考えているのです。
とにかく、家や部屋を借りるのには、「不便なことだらけ!!!」
また契約を終えても、引越しに模様替え、部屋にあわせての家具、ベッドや冷蔵庫が届くまでは普通の生活ができない…。役所や銀行、公共料金の引き落としまでの変更を考えると、完全に落ち着くまでには最低3ケ月は、かかってしまいます。
この不便さは、21世紀のこのブロードバンドのインターネット時代になっても、ほとんどというか、まったく改善されていません。ボクは「Web2.0でビ
ジネスが変わる」という本を今年書かせていただきましたが、ウェブを活用するユーザーが登場することによって企業のビジネスが大きく変化する予兆を感じて
います。
この不動産や賃貸業界も当然、同じことが起こりはじめています。
そこで、このサイトを通じて、ユーザーが堂々と賃貸に関する不平不満をネガティブにグチるのではなく、大きく業界そのものを変革させなければならないという意志をもってポジティブに提案してみたいと思うのです。
世の中は、一見、技術の進化によって便利になっているようにみえますが、実際にはそれほど便利ではないのかもしれません。ウェブ2.0はそんな時代の感覚
が少しだけ便利になってきたことを示す明るいキーワードです。そこで賃貸もそろそろ2.0化を目指すべきと感じ、ここに「賃貸2.0化宣言!」をマニュ
フェスト調で唱えてみたいと思うのです。
まず、なんといっても家賃は24時間、休みなく365日にわたり、課金されています。たとえばあなたが旅行してい る間は、普通の家賃プラスホテル代ということで、2重に家の代金が必要となります。これは当たり前なのですが、ちょっと発想を変えてみましょう!
ボクはアメリカに2週間以上の取材となると、最初はホテルでしたが、今度はコンドミニアム、そしてルームシェア、最後は賃貸となりました。まずは、大学に 行き、ルームシェアメイトを探します。そこを拠点として、まずは一ヶ月テストで住んでみます。それでもホテル一週間分の料金です。2週間住んで残りは他の 知人にレントしてもらうなんてこともできます。仲良くなれば、アメリカに行くたびに、遊ぶ仲間が増えてきて、ますますネットワークが深まります。ホテルに 泊まっていたら、何も情報が入りませんでした。
夏場のニューヨークはホテルが高騰してとても連泊しようとは思いません。特にコンベンションなどがあると一泊3万円以上のホテルしか空いていません。しか し、コロンビア大学の寮は、帰省シーズンで大量に空き室がありました。一ヶ月部屋を3万円で譲り受け、それをサブレントで一泊7000円で貸すビジネスを 少しだけはじめました。ビジネスは順調にいきそうだったのですが、米国移民局の目の方が大変で、頓挫することになりました。しかし、ライセンスがあれば、 この発想はありだなと思いました。
シドニーオリンピックの時は、家を丸ごと借り上げて、その期間中オリンピックに興味のない人には旅行を楽しんでもらって、部屋を空けてもらうということも 実践してみました。実際にこれは高額な値段でも借り手がいることがわかりました。インターネットが完備していればさらに人気がでます。
北京オリンピックでは、あまりにも住宅事情がひどいのでこのビジネスは、ちょっと難しいのですが…。
今回のドイツワールドカップでは、見ず知らずの人の家ですが、ホームステイさせていただき5日間にわたり家族同様にすごさせてもらってきました。余裕があるんですよね。家にも心にも…。
「ピースボート」という世界一周の船旅のツアーがありますが、3ケ月で最低150万円かかります。しかし、ほとんど船の上で暮らすので、3ヶ月間、部屋が いらないとすると20万円の家賃の人は、60万円が節約できるのです。すると実質は90万円で世界を回れる。しかも食事つきです。一ケ月の食事が5万円か かる人ならば、15万円節約できます。すると75万円です。さらに若い友達や年配の老夫婦、結婚相手を見つける人までいますから、そのコストはまさに「プ ライスレス」ですね。
もし、これらのご恩を貨幣の価値ではなく、ポイントのような世界で通用する代理貨幣価値と変換できればもっと楽しく賃貸ライフをすごせるような気がするのです。
たとえば、ドイツにいっている間も、渋谷の家の家賃は発生しています。そこで、友達の友達までに一泊3000円で泊まれるようにしてあげればどうでしょう
か?郵便物がたまるのはいやだし、留守宅を見回りしてもらうサービスをお願いするくらいなら、友達の友達までにサービスを限定し、友達に担保になってもら
うのです。友達も紹介してだけで、1日500円くらいのアフリエイトが成立します。
ドイツやオーストラリアでは平気で家を、バカンス旅行のシーズン中貸してくれるのが当たりまえです。日本の住宅事情にも問題がありますが、そんな空いてい る時間と空間をうまくポイントに換金して、世界の行きたいところの時間と空間に交換できるようなビジネスも考えられると思うんですね。
たとえば、クレジットカードには、そんな「賃貸ポイント」が使えるようになると、他社との差別化ができるでしょう。
最近は、家具つきの家が当たりまえですが、家具が付いているのが当たり前の風潮になるともっと引越しが楽になると思います。いろんな場所へ転々としていたいボクにとっては、家具やら家電品をかかえて動くのがとってもナンセンスに思えて仕方がありません。
そのためにはいつも自分の身の回りが身軽であまり、モノを持たないような生活のほうが理想です。しかし、理想と現実はマ逆であって、ボクの身のまわりは、 モノだらけ…。また、これで引越しがしずらいです。いっそ、このモノをレンタルして、すこしでも日銭がかせげるようにするのもありかもしれませんね。
ま、そんなこんなで家探しから引越しなど、賃貸にまつわるいろんなことは、ネットと融合することによってこれからもっともっと進化しなければなりません。
このサイトがきっと、ボクたちの新しい生活を、今よりも少しだけでも便利なものにできればと願います。